評価基準:理科総合A

理科では、できるだけ数多くの実験を行いながら科学的な見方、考え方を身につけていきます。それにあわせて、グループで力を合わせながら目標を達成するという将来役に立つであろう手法も身につけてもらうことを期待しています。

そのため、与えられた課題をきちんとこなすことと、同時に助け合うことも重視していきます。そのため、授業態度や協力・協調性も重視します。



理科総合Aの目標と評価

高校で学ぶ化学は、この人類がこの「物質は何でできているの?」という疑問を解決してきた道筋を学ぶことで、将来の生活や仕事の中で、科学的な考え方や見方を身に付けてもらおうとしています。

そのため、できるだけ先人の科学者達が行った実験を体験しながら、化学の楽しさを学んで欲しいと思います。

授業態度

授業中に寝ていようがよそ見をしていようが、それが他人の授業の妨(さまた)げにならない限り、基本的に当人の減点の対象にはしません。

しかし、他人に危険が及ぶ行為、あるいは他人の学習の妨げになる下記の行為は、減点の対象として厳しく評価します。

また、グループ内でのお喋りや危険行為、居眠り等を放置している場合は、グループ全体を減点することもあります。これは、君たちが今後の実習科目は無論、社会に出ても、多くはチームを組んでの作業になります。そのときにチームワークは極めて大事だと考えているからです。

レポートを必ず書くこと

実験をしたときは、必ずレポートを提出すること。(採点の重要なポイントになります。)

レポートは観察した結果を、成功失敗に関わらず、正確に記述すること。

なお、お互いが注意しあうことで防げる「お喋り」や「席の移動」については、テーブル単位で全員の減点とします。

その他の評価基準

授業時間中はノートを書く時間はあまりないのですが、できるだけその日の授業の内容はプリントを配布します。ところどころ空欄があるのでそこは授業をよく聞いて埋めること。

ただ、ひとりひとりの学習の方法は「書いて覚える人」「読んで覚える人」「聞いて覚える人」と様々なので、ノート自体はそれほど重視しません。あくまで結果=考査(テスト)とレポート、および授業態度がメインです。

「ノートを書いてさえあれば点をあげる」なんてことはありません。

テストについて

各学期の中間考査はテストの点数のみが評価の対象になります。各学期の期末では、中間考査と期末考査の平均点に平常点を加減します。その前のテストより頑張ったときは少しだけ加算されます。授業態度が悪い場合は減点します。特別成績が悪い場合はノートの評価を加算することがあります。

学年末においては一年を通じたテスト授業態度を100点満点に換算して評価します。

評価の基準

東京書籍の評価基準PDFに準じて評価します。

テスト範囲とテスト対策

テストに出す重要な部分は授業中に時間をかけて説明します。したがって、授業を熱心に聴いていないとテストでよい点は取れません。テスト前にあわてて教科書に目を通したり、問題集に挑戦しても、それだけでは決してよい点数は取れません。ここは他の教科と最も違うところです。とにかく授業を聞いてないと点は取れません。

偏差値

テストの点数は、偏差値に換算したものを併記して返却します。

偏差値とは、その点数が全体の中でどれくらいの位置にいるかを表した無次元数。平均値が50、標準偏差が10となるように標本を規格化したもの。大体75から25まで分布しているが、それを超える事もある。偏差値で30点以下の場合は要注意!!

理想的な場合は、40から60の間に約68.3%(40人中27人,120人中82人)、30から70の間に約95.4%(40人中38人,120人中114人)が含まれる事が知られている。



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First Published
2007-07-23
Last Modified
2011-04-01 18:14:46 (JST)
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