理科講義ノート

磁性体

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磁性体

  1. 磁性体
    1. 電磁気学の基礎
    2. モーターと発電機
    3. 磁石の利用

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磁性体

すべての物質は、常磁性体、反磁性体、強磁性に分類される。鉄・コバルト・ニッケルとその化合物のいくつかは強磁性体のものが多く、強力な磁石を作ることが出来るものが多い。ネオジム磁石は日本で開発された極めて強力な磁石である。

磁性体の利用

電磁気学の基礎

電流と磁界の向き

導体に電流が流れると電流の向きに対して右ねじの方向に円形の磁場が発生する。そのため、周囲に磁界があると、その導体は力を受ける。

また、導体が磁界中を運動すると、導体内部の電荷も右ねじの法則に従い磁場を作るため、電荷は力を受けて移動しようとする。そのため導体に起電力が発生する。--電磁誘導(発電機の原理)

磁力線の性質

N極が力を受ける向きを矢印で表し、それを磁場の方向(磁力線の向き)とする。

  1. N極からS極へ向かう。
  2. 張力がある。
  3. 同じ向きの磁力線は反発する。逆向きの磁力線は引き合う。
  4. 途中で途切れたり、急に出たりしない。
  5. 交差したり、分岐しない。
  6. 磁力線の多いところは磁力が強い

モーターと発電機

磁石の利用

強磁性体の物質を利用して、電気信号を記録したり取り出したりできる。記録されたデータを取り出すのも電磁誘導のしくみを利用している。



First Published
2006-04-01
Last Modified
2006-04-08 12:00:00 (JST)
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