理科講義ノート

物質の生産と生物

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物質の生産と生物

  1. 物質の生産と生物
    1. 発酵
      1. 発酵食品
      2. 発酵と産業

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物質の生産と生物

発酵と腐敗

生物が活動して物質を作る作業を人が利用するとき、それがその目的に合致するときは発酵と呼び、そうでない時(期待と反するとき)は、腐敗と呼ぶ。この定義は、化学的な意味とは違う。

発酵食品

発酵によって製造される食品には次のようなものがある。利用される生物は、カビ、細菌など。

発酵と産業

多くのものが産業として成り立っているが、お酒の製造について詳しく見てみる。

日本酒の製造

酵母菌のアルコール発酵を利用して酒をつくるためには酵母菌の餌となるグルコースが必要。そのためにはブドウのように最初からグルコースを含んだもの、またはデンプンをグルコースに分解しなければならない。ビールなど多くは麦芽に含まれる酵素を利用するが、日本酒はカビ(コウジカビ)を利用した世界的にも極めて珍しい酒造方法である。



First Published
2006-04-01
Last Modified
2006-04-08 12:00:00 (JST)
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