理科講義ノート

酸化還元反応

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酸化還元反応

  1. 酸化還元反応
    1. 酸化還元とは

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酸化還元反応

元々は物質が酸素と結びつく反応を酸化、その逆を還元と言っていたが、化学ではいくつかの定義を使い分ける。

【酸化】

【還元】

酸化還元反応

酸化反応が起きるときは、必ず同時に還元反応が起きている。そのため、この反応全体は、酸化還元反応といい。酸化反応、還元反応とは言わない。

そのため、酸化されるものにとって相手の物質は還元される酸化剤であり、同じように還元される物質にとって、相手の物質は酸化される還元剤である。そのため

酸化還元とは

電子を失いやすい金属は電子を失って(酸化されて)陽イオンとなる。その電子の失いやすさに差があり、失いやすさを「イオン化傾向」という。すなわち、イオン化傾向の大きな金属は酸化されやすい。

イオン化傾向 大←→小

カリウム・ナトリウム・マグネシウム・アルミニウム・鉄・(水素)・銅・銀・金

水と接触すると激しく反応する。

沸騰水中で水と反応する。



First Published
2006-04-01
Last Modified
2006-04-08 12:00:00 (JST)
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